\ ポイント最大9倍! / 詳細を見る

乳幼児の腫瘍除去手術が予定より延びた話

当ページのリンクには広告が含まれています。

2月に行った検査の後、すぐ発熱したこともあり、3月の予定を決める段階で、手術前日に検査をする予定を組んでもらいました。

手術前検査はX線、心電図、血液検査、小児科受診です。ただ、血液検査の結果が出るのに1時間ほど時間がかかったので、無事入院手続きが終わったのは2時前ごろでした。

この日の昼ごはんは家から持ってきたものを食べ、夜ご飯を食べた後から絶食になりました。

目次

手術当日

ミルクは手術当日3時から飲んじゃだめ、水も7時には禁止になりました。

手術は9時から行われます。朝8時ごろには手術着に着替え、点滴の針を刺してもらい点滴をスタートしました。

綺麗なお姉さん(看護師さん)に喜んで連れて行かれたら、痛い思いをする羽目になり、めちゃめちゃ泣いて帰ってきました。

その後、私が抱っこをし、看護師さんが点滴を持ってくださり、手術室まで連れていきました。

手術室に入るなり泣いてしまいましたが、抱きしめて声をかけると少し落ち着きました。

その後、手術台に乗せられ、体を抑えられながら、全身麻酔を少しずつ吸い込んでいきます。

大泣きしていましたが、最終的にはスゥーっと寝てしまいました。1歳そこらで麻酔をさせていることに心苦しくなり少し涙ぐみながら、手術室を後に。

手術の間は病室で、Instagram用に息子のイラストを描きながら待ちました。

1時間ほどで看護師さんに呼ばれて手術室へ行くと、麻酔も解けてギャン泣きの息子が移動用の大きなカートに乗せられていました。

がんばったね、と声をかけながらすぐ横のモニターを見ながら先生の説明を聞くことに。

入院延長

モニターには、「腫瘍の切除をする前」「開いたところ」「腫瘍をとった後の穴」の3枚の写真が映し出されていました。

フィルムケースのような容器に切除した腫瘍が漬けられたものも見せてもらいました。

人差し指大の1センチメートルほどの腫瘍。息子の皮膚で覆われていた状態からは想像外の大きさでした。

その感覚は間違っておらず、腫瘍は外から見ると大きさが変わっていないように見えたものの、内側に向かって成長を続けていたようでした。

そのため、腫瘍の下にある眉の下の骨と、脳を包んでいる膜を薄くしてしまっているとのこと。息子がカートに乗せられていたのは、このまま、CTで脳の撮影をしてもらい、脳外科の先生の診断を受けなければならないからでした。

泣きながら、CT室の前で待ち、撮影をしてもらった後は病室に戻って、ゆっくりと一緒に動画を見て待ちました。

しばらくして、形成外科の先生と脳外科の先生が病室にやってきて、「脳の膜に穴はなさそうだけれど、抗生物質を投与するなどして、様子を見ていきたい」と言われました。

重大な事態ではないということがわかり、ホッとしましたが、この後形成の先生に「ということなので、入院は三連休明けになると思います」と言われ、「明日じゃなくなるの!!?」とパニックに。

結果的には、傷口の保護や消毒を退院まで毎日やってもらえましたし、抗生物質の投与も1日1回の点滴だったので、入院してよかったのですが、この時点では、シャワーほぼ浴びれないし、おむつが足りない生活が3日も延びる・・・と絶望感でいっぱいになりました。

入院中

お世話になった病院は、どうやらかなり手厚い病院だったようです。

(後日、支援センターで他の病院と両方で入院されたママさんに聞きました)

看護師さんたちは、すごく息子のことを可愛がって声をかけてくれるし、広めのプレイルームがありました。施設自体も建て替えが終わったところで、綺麗でした。

また、プレイルームがナースステーションのすぐ前にあったので、毎日看護師さんの往来を見ていたのですが、看護師さん同士も仲が良さそうで(もちろん上下関係はしっかりありそうだった)、5泊過ごしていても居心地が良かったです。

おかげで、息子はよく動くので点滴が閉塞になりやすかったり、鼻風邪が併発していたため鼻吸いをお願いしたりしたんですが、安心してナースコールできました。

また、平日は保育士さんがいらっしゃったので、どうしても部屋を離れないといけないときや、シャワーを浴びるときには息子の様子を見ていてもらうこともできました。ありがたすぎる・・・。この病院に紹介状を書いてもらえて良かったです。

手術後1週間後の抜糸

抜糸は手術の1週間後、退院した5日後にしてもらいました。

バスタオルでくるまれ、動かないように抑えられながらの抜糸でしたが、最初くるまれる最中に少し泣いたものの、糸を切ってもらっている最中はぐっと堪えて泣かずに頑張りました。

入院中に撮ってもらったCTの頭蓋骨画像を見せてもらったところ、左眉の腫瘍があった部分は、しっかり丸くへこんでいました。

赤ちゃんの骨ってほんとに柔らかいんだなぁと実感すると同時に、この機会に手術ができていて良かったと心底思いました。

次の受診は私の里帰り終了後、8月か9月に経過観察をしてもらいます。

 

この日に入院費用も支払いましたが、医療費助成されてトータルで5980円でした。

1週間近くお世話になったのでドキドキしていましたが、ありがたい限りです。

入院・手術を終えて

親戚に指摘されても、「こんなもんだろう、そんなに目立たないし。」と当初は思っていた息子のコブですが、結果的に早めに受診をしていて良かったです。

段々と動きたい盛りになってくる息子を連れての通院は大変でしたが、早く対処してもらえて、良かったです。ただ、紹介してもらった病院が入院に手厚い病院だったので良かったのですが、事前に調べることができるなら口コミなどもしっかり調べた上で紹介状を書いてもらったほうがいいんだろうなと思いました。でも、口コミって難しいですよね。不安を煽るようなものばかりだったりするので・・・。私は今回の経験と、感謝の気持ちをGoogleマップの口コミに書き込んでおこうと思います。

我が家の場合はこんなだったよ、というのがこの記事で伝われば幸いです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

夫、長男2歳、次男1歳との4人暮らし。
長男出産を機に育児記録を書き始め、Instagramで公開スタート。
現在6800人フォロワー。
息子たちのかわいい、面白い瞬間を忘れないよう日々更新中です。
詳しいプロフィールはこちら

目次